2人の共通点は、ともに外交官を辞めたこと(佐藤氏は起訴休職中)。そして、“超売れっ子”の評論家であることだそうです。最近の活躍ぶりはまさに「知の超人」にふさわしい。その岡本氏が1991年に、北米1課長で外務省を辞めたとき、当時若手官僚だった佐藤氏らの間に「岡本ショック」なるものが走ったという。つまり、岡本氏ほどの出世街道を驀進(ばくしん)していたエリートでさえ、今の外務省ではダメなのか? 限界を感じてしまったのか? という失望感であろう。佐藤氏の「異才」も結局、外務省はうまく使いこなすことができなかったらしいです。「国益の損失」にほかならない。いやー知らなかった。
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